中之島線建設工事ではイメージアップ戦略を策定し、様々な取組みを実施しました。
中之島地域は、多くの歴史的資産を有する風光明媚なエリアで、水都・大阪の象徴とも言われています。
ここでの工事スタイルについて、仮柵などによって人々を遠ざけ、人々の動きを寸断するといった、従来の工事スタイルから脱却し、 環境保全をキーワードに、 「人と工事現場を遮るのではなく融合させる」「見る・見られる」ような市民協力参加型の新たな工事スタイルを追及・実施し、中之島線を建設しました。
仮遊歩道には、ハーブなどの植物を植え、憩いの空間を設置しました。
工事現場では、工事の様子を見てもらえるように工夫し、夜になるとライトアップを行い、心がなごむ建設工事を心がけました。
中之島線建設事業への理解を得ることや、中之島エリアの魅力をPRするため、インフォメーションセンターを設置しました。
都心部における大規模土木工事を体感してもらいたく一般の方を対象にした見学会を多数開催し、約15,000人の方々に見学いただきました。